大山鳴動。

ねずみ1匹。

君がいないと生きられない、熱い抱擁なしじゃ意味がない。ねぇ、二人で一人でしょ陰&陽。君が僕を支えてくれる。君が僕を自由にしてくれる。月の光がそうするように。君の背中にすべり落ちよう。

そしてわたしは潰される。sidneyですこんばんは。ねむいです。大絶賛出張中です。

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あまりにもねむすぎて、脳内で黒ずくめの稲葉様がLove Phantom をエンドレスで歌い続けております。ギターソロの鋭いトーンが耳に響いていますよ(空耳)

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こんなねむい日は、少しだけ昔のことを考えることにします。あれは大震災の年の夏でした。

 

その少し前に、すい臓がんの末期だと分かった友達がいました。仕事に打ち込むタイプで、休日返上で人のために頑張ってた友は、しばらく胃のあたりが痛むんだ、と病院に行きました。胃薬が出て、症状は少しおさまりました。でもまた痛みが出ます。毎年健康診断も受けていたのに、いくつかの病院を回って、ガンが見つかったのはもう末期という状態でした。若いから進行も、はやかったらしく。

診断が出てから友は、やりたかったことをやり、治療も僅かながら成功し、そこから3年ほど生きてあの夏に亡くなりました。

 

その友の告別式に出るため、日曜の昼、仲間数名と待ち合わせして海を越えて現地に向かいました。ところが、1人と連絡が取れなかったんです。忙しい時期だったから、何か突然仕事が入ったとかなのかな。みんなそう思いました。移動の間も、式の前後も、夕飯の時間にも、夜中までずっと代わる代わる電話をかけたけど、留守番電話に繋がるだけ。その度に、みんなでワイワイしながら伝言を残して切りました。何度も。何度も。

 

日帰り組は終電で帰り、宿泊組は月曜にのんびり帰りました。明けて、火曜の午後。一本の電話がかかってきました。

 

その友達が、亡くなった、と。

 

月曜日も出勤してこなくて、連絡も取れず、支店長がご家族に連絡を取って、部屋を開けたら、冷たくなった友達が発見されたのだそう。

 

それを伝え聞いた友達が、またまたー!そんなわけないじゃん、と何十回目かの電話をかけたら、繋がった。同じ声だったので、なんかさ、おまえ大丈夫なの?って聞いたら、それはお兄さんで。電話口で友の訃報を知らされたのでした。

 

 

 

明日が必ず誰にでもやってくる保証なんてなくて。

あとで会おうよって言ったって、ほんの少しのタイミングで会えなくなる。

仕事は誰だって忙しいのが当たり前だし、真剣にやるときはやる。

 

けど。

 

やって後悔するより、やらなかった後悔のほうが今までもずっとずっと悔しかったから。

あれ以降、ますます、何かを言い訳にして、やりたいことをやらない、という事をやめました。

 

これからも、わがままに、自由に、楽しく、上機嫌に生きていく所存ですwww

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あのとき。友達をいきなり2人も亡くして、ぼろぼろだったあのときも、新しいB'zのアルバムが怖くて聴けずにいました。意を決して聴いた、一曲目のC'monの美しさを、わたしは一生忘れません。ありがとう。